Note〜軌跡〜


前に進むことだけを考えた

後ろを振り向くのが怖かったから

強さに見える僕の行動も

弱さの裏返しだったりして

 

前に進むことだけを考えた

過去の過ちを知るのが怖くて

目を逸らして前だけをみることで

強い自分を演じようとした

 

消しゴムで消せない君の心の傷跡を

悔やみ続けてそのページ破り捨てることなんて出来るわけもなく

 

僕が君の心を傷つけた

君は僕を守ろうとした

その想いを僕は勘違いしてた

君の想いの全てが今は分かるのに

 

前に進むことだけを考えた

失くしたものを見るのが怖くて

君が僕らに残した足跡が

暖かくもあり悲しくもある

 

そうやって自分のノートに

今まで辿った軌跡を

鉛筆のように消せるものじゃなくて

何よりも強く踏みしめたもの

 

だけは失くなりはしない

君との時間は間違いじゃないよ

共に生きることもう出来ないけど

君の足跡を僕は守るよ

 

君が気づかせてくれた僕の弱さも

君が気づかせてくれたことの全てが

今の僕を作っているとゆうことに気付いたよ

今なら言えるよ

本当にありがとう